ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)です。

最初、見始めたときはちょっと苦手な雰囲気かな、と思っていました。

なんだかメルヘンチックな感じがしたので、どちらかというと子供と一緒に見るものかな、と思っていたのです。

まぁ字幕なので難しいかな。

とりあえず撮り溜めしてたのを消化するつもりで、週末にビールを飲みながら、ちょいちょい見ていました。

昨夜、第2章(?)指輪物語 二つの塔を見終わったのですが、物語の最後の方で、庭師のサムが主人公のフロドに言った言葉が、あまりにも心にグッと来すぎて、ほろ酔いながらもペンを走らせてしまったのです。

今、コロナ禍で混沌としている世の中に、なんだかマッチしているようで、昨日というのは、ナイスなタイミングでした。

心に深く残る物語の中に、入り込んだ気がします。

暗闇と危険に満ちた物語

明るい話になり得ないので

結末を聞きたくない。

悪いことばかり起こった世界が元に戻ります?

でも、この時間もいつかは消え去ってゆくでしょう。

暗黒の日々にも終わりが・・・

新しい日が来ます。

そういうのが心に残る

意味深い物語です

子供の時は分からなくても

なぜ心に残ったのか

今はよく分かる気がします。

物語の主人公たちは

決して道を引き返さなかった。

何かを信じて、

歩み続けたんです。

この世には

命を懸けて戦うに足る――

尊いものがあるんです。

映画自体は、2002年とちょっと昔の作品。20年も前なのか・・・ しかし、コロナの影響もあって、いろいろともやもやしているときにこのセリフがガツンと来て思わずうるっとしてしまった。

年齢的なものと、アルコールが入っていたのもあったのかもしれない。


第2章自体、戦争だったり追い詰められたりとそんなに明るくない感じもしたし、すべてがこのセリフに集約されてしまった気がします。

まぁ訳した言葉なので、実際のニュアンスとは若干違うかもしれませんが、雰囲気だけでもなんか心に響いてしまいました。

さて、今日は第3章王の帰還です。あんまし期待してないですけど。